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「正直者はバカをみない」ってホント? YUKIさんが歌を通して伝えたかった願い事

 
音楽

2017/05/26

皆さん、こんにちは。

チューリップ企画スタッフのわかです。

YUKIさんが大切にしていること

シンガーソングライターで、元JUDY AND MARYのYUKIさんが、ソロ活動を始めてから今年で15年だそうです。

私の周りにも好きな人がたくさんいますが、魅力的な声と明るい歌詞で、多くのファンがいるYUKIさん。

名前は知らないけれど、歌は聞いたことがあるという方も多いかもしれません。

そんなYUKIさんは、ファンから「大切にしていることは何ですか?」と質問されたときに「常に正直であること」と答えています。

正直者はバカをみる」と言う人がいるけれど、YUKIさん自身はそんなことはないはずだ、と考えて、『私の願い事』という歌の中には次のように書いていました。

「正直者はバカをみない 騙すのなら騙されていたい

損得勘定も結構だけど 義理と人情を捨てられない

そう いつだって そばにいるだけで安らげるような

しわだらけの笑顔で笑うような大人になりたいわ」

「正直者はバカをみる」のか?

世の中には実直に、真っ当な生活を送っているのに、なかなか恵まれない人がいます。

しかし、一方で、悪いことをしながらも捕まることなく、豪奢な生活を送っている人もいます。

そんな人は、真面目に生きている人を見て言うのです。「正直者はバカをみる」と。

YUKIさんのように、「正直者はバカをみない」ことを望む人は多いです。

私自身、小さいころからずっとそう願って生きていました。

しかし、世の中を見ていると、「真面目に生きても報われないかもしれない」「ずるがしこく生きた方が、結果的には幸せになれるんじゃないか」という思いがどうしても捨てきれないのです

お釈迦さまが12文字で教えられたこと

仏教では、この「正直者はバカをみる」という言葉を真っ向から否定しています。

善因善果 悪因悪果 自因自果

良いことをすれば良い結果、悪いことをすれば悪い結果、自分のやった行いの報いはすべて自分に返ってくる

「因果応報」という言葉にも象徴される、仏教の根幹である因果の道理は、このようにとてもシンプルです。

仏教国である日本には、この考え方が根付いているので、「正直者はバカをみる」という言葉に多くの人が違和感を持ってしまいます。

ただ、世間で、良いことをやっている人が恵まれず、悪いことをやっていてもうまく生きている人があるのを実際に見ると、その考え方も途端に揺らいでしまいます。

例外もあるのではないかと思ってしまうのですね。

因果の道理には例外はない

お釈迦さまは、「善因善果 悪因悪果 自因自果」の12文字に一切の例外はないと言われています。

「善因悪果」ということもなければ、「悪因善果」ということも絶対にない

正直に生きている人こそ幸せになれる人だ、と教えているのです。

でも、実際に「善因悪果」ということがあるじゃないか、と多くの人が思われるかもしれません。

それは、過去にやった行いのタネが今表れているというだけで、良い行いから悪い結果が表れているということではないのです

やってもやっても結果が出ない、というのは、今はまだ縁が来ていないというだけ。

まいたタネは必ず生える

今良いタネをまいている人は、将来必ずきれいな花を咲かせることでしょう。

人を騙すくらいなら

YUKIさんの書いた「騙すのなら騙されていたい」という歌詞は非常に印象的です。

人を騙すくらいなら、自分が騙されてしまう方がまし。

私が仕返しをするまでもなく、人を騙したという悪い行いの結果は、その人自身が受けていかなければならないものです

その時はうまくごまかせたとしても、味をしめて悪いことを続けてしまったら、いずれしっぺ返しが来るでしょう。

「悪因善果」を信じてしまっている、そんな人はとても可哀想な人なのです

正直者は幸せになれる人

正直者はバカをみないどころか、大変な幸せに恵まれる人

悪いことがあっても、腐らずに正直を貫いていくことの大切さを、仏教では説かれています。

騙されたことで仕返しをしようなんて考えたら、自分も悪い連鎖に引きずられてしまうだけです。それは、とても残念なこと。

騙されて、ひどい目にあっても、笑っていられるくらいの方が、本当はいいのかもしれません。

そばにいるだけで安らげるような、しわだらけの笑顔で笑うような大人になりたい」と、YUKIさんは歌いました。

私もそうありたいなあ、と思います。

そのためには、小さな日々の積み重ねが大事

今もなお若々しく、素敵な笑顔を見せてくれるYUKIさんのように、正直を貫き、いつも胸を張れる自分でいたいものです。

それでは、また(^^)/

-メディア

この記事を書いたスタッフ
わか
チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。 学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。 そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!