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「逃げ恥」から考える人間関係で大事なポイント 忘れちゃいけない「和する努力」

 
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2017/05/26

皆さん、こんにちは!

チューリップ企画、スタッフのわかです。

逃げ恥」ブームがまだまだおさまらぬ今日この頃、私の熱も未だ冷めておりません。

以前も「逃げ恥」について記事を書いたのですが、今回本編の内容で思うところがあり、第2弾として書くことにしました(^^ゞ

「逃げ恥」とは?

逃げるは恥だが役に立つ」というのは2016年12月現在放映中のドラマです。

新垣結衣さん演じる主人公の森山みくりと、星野源さん演じる津崎平匡を中心に物語は展開していきます。

大学院を出ながらまともに就職できず、果ては派遣切りにあうという散々な状況にあったみくり。

ひょんなことから、父の元部下である平匡の家の家事代行を頼まれ、思わぬ才能を発揮します。

平匡から家事に関しての絶大な信頼を得たみくりは、自分の存在理由を見出し、実態は賃金の発生する家事代行業務である契約結婚を提案する、というところから物語が始まります。

仲良くいるために大事なこと

回を重ねるごとに2人の関係性の変化が描かれていくのですが、最新話では徐々に近づいていた2人の心の距離が、あることをきっかけに離れてしまった様子が描かれていました。

みくりは気まずさでいたたまれなくなり、一旦実家に戻って平匡との関係性を今一度見つめ直すことにします。

家族と平和な時間を過ごしたその日の夜、みくりは母と2人で話をしていました。

いつも仲の良い両親の姿を見ているみくりは、呟きます。

「いいなあ、愛されてて」

「愛してるわよ~。お互いに努力して

「努力?」

「当たり前じゃない。無償の愛なんか注げないわよ。赤の他人なんだし。

(中略)根気がないと続かないっていうのは、仕事も家庭も同じなんじゃないかな

放送終了後、この場面でのセリフが名言だとそこかしこで取り上げられていました。

私自身、見ていて一番心に残った場面でした。

人間関係というのは、そもそも気の合う人だから長く一緒にいられるのだと思っていましたが、よくよく考えたら全く気を遣わずにいられる人なんか、1人もいないのですね。

親しき仲にも礼儀あり」という言葉を聞きますが、どれだけ仲が良くたって、礼儀を欠いたら関係性もうまくいきません

努力の上に成り立つ絆

そういえば、日本に仏教を弘めたと言われる聖徳太子の十七条憲法の中には「以和為貴」とあります。

一般的には「和を以て貴しと為す」と読まれますが、「和するを以て貴しと為す」と読むことができると聞いたことがあります。

和する」とは、和を作り出す努力のことを言います。

「和」とは団結のこと。

団結というものは、貴い、素晴らしいものですが、初めから存在するものではありません。皆がお互いに努力して築き上げるものです。

仲良く、信頼し、協力し合える仲になるには、お互いの和する努力が不可欠であり、その努力が素晴らしいのだ、という意味が「和するを以て貴しと為す」だそうです。

「都合」で生きている自己中な私たち

私たちは、基本的に人のことを自分の都合で判断しがちです。

自分に都合がよければ好きな人だし、都合が悪いと嫌いな人になってしまいます。

だから、たとえ今日は「いい人だな」と思っていても、次の日には同じ人のことを「なんて嫌な人なんだろう!」と思ったりして、評価がころっと変わってしまうことも少なくありません。

私たちは自分のそういうフィルターを抜きにして物事を判断できない、自己中心的なもの、「我利我利」なのだと、お釈迦さまは教えられているそうです。

でも、「自己中な人」と言われるとすごく嫌な気持ちになるように、そういう人は周りの人から敬遠される人です。

もし世の中がそんな人ばかりだったら、大変なことになるんじゃないでしょうか。

私たちがお互いにうまくやっていけるのは、自分を優先させたい気持ちを抑える努力をしているからです。

自分に都合の悪いことでも目をつぶって、やり過ごす。それは本当は簡単にできることではなくて、かなりの精神力がいることだと思います。

そうやって、毎日知らず知らずのうちに努力をしているのですね。

「自利利他」で人間関係を円滑に

しかし、気を抜くと、すかさず「自己中な心」が顔を出します。

もっと大事にしてほしい

自分のことをわかってほしい

常に味方でいてほしい

もらうことばかりを考えて、相手のことを全く考えていない自分に気づかされます。

自分にいろんな都合があるように、相手にだって都合があります。

それをお互いに理解しあって、尊重しあえたなら、きっと良い関係性を築くことができるでしょう。

私たちがお届けしている仏教の根底には自利利他の精神があります。

相手のことを優先するというのは意外に難しいものですが、そこを努力して、人に与えることを心がけたら自分も必ず幸せに恵まれると教えられます。

実はこのブログサイトのテーマも「自利利他」。

いつも心がけて人に与えることができる、そんな人間でありたいものです。

それでは、また(^^)/

-メディア

この記事を書いたスタッフ
わか
チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。 学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。 そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!