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日本の魅力を再発見!チャップリンも驚く「親切な国民性」と「利他の精神」

 
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2017/02/07

こんにちは!チューリップ企画スタッフのみやこです。

ニュースを見ていると明るい話題よりも、事件や災害、事故など暗い話題が多いように思います。「自己中心的な人が増えてきた」と嘆くご年配の声も耳にすることがあり、日本という国に希望を見いだしにくくなっているのかもしれません

しかし、日本には素晴らしい点がいくつもあります。環境に慣れたために気づきにくいことも、世界と比べるとその長所がよく分かります。そこで日本の魅力を再発見していきたいと思います(o^▽^)o!1回目は「親切」です。

海外の方とお話しすると、日本人の国民性について「日本人は優しい」「店員も親切で驚いた」とよく言われます。他の国の人と大差ないと思うけどなぁ?と特に気にしていなかったのですが、歴史が証言していました。

100年前の海外から見た日本人

明治時代のイギリス人女性旅行家、イザベラ・バードが1878年に来日した際の様子を次のように記しています。

ほんの昨日のことであったが、革帯(ベルト)が一つ紛失していた。もう暗くなっていたが、その馬子はそれを探しに一里も戻った。

彼にその骨折り賃として何銭かをあげようとしたが、彼は、旅の終わりまで無事届けるのが当然の責任だ、と言って、どうしてもお金を受け取らなかった

彼らは互いに親切であり、礼儀正しいそれは見ていてもたいへん気持ちがよい

(日本奥地紀行)

日本人の私からすると、断った馬子の気持ちのほうが共感できるように思いますが、イギリスやアメリカなどの海外ではチップを払う習慣があるため、余計に感動したのかもしれませんね。

次に「フランスの広重」と称される大正時代の画家、ノエル・ヌエットも「私は便利に旅行できた。日本へ私をとどめた別の理由は、日本人の親切な性格である私は誰にも恨みを感じたことはなかった」と述べています。

これらの記事を読んだ時、私は日本に生まれたことを誇らしく、嬉しく思いました。

現代の著名人も絶賛

日本人の親切心は脈々と受け継がれているようで、現代の著名人も日本人の素晴らしさを称賛する人は多くあります。その中から、イギリスのロックバンドOasisの元ボーカルである、リアム・ギャラガーを紹介しましょう。

日本を愛しているんだ。俺は日本ではいつだって素晴らしい時を過ごしている。人がサイコーなんだよ。間違いなく、いい連中だ。オアシスやビーディ・アイが日本で成功したからってわけじゃない。俺は日本人が好きなんだ。みんな、クールだ。

彼は、東日本大震災直後のパリ公演にて「日本の国民に捧げる」と「Kill For A Dream」を熱唱したそうです。日本を応援したいという気持ちが伝わってくるエピソードですね。

ニュースでは子どもが親を殺したり、反対に親が子どもを殺したりという事件が頻繁に報道されています。乱れた世の中になったものだなと悲しい気持ちでいましたが、世界から見ると現代でも善良な心が息づいているのだと感じました。

チャップリンも気になる親切心の由来

日本人の親切心はいったいどこから来ているのでしょうか。私と同じような疑問を持っている有名人がいました。喜劇王のチャールズ・チャップリンです。

日本人はみんな親切で正直だ何をやるにつけ、信用ができる。そのため自然と日本人が好きになった。こんな人たちを作り出している日本という国は、一体どんな国だろう?一度行ってみたいものだと思い始めた。

使用人を全員日本人にしたというほど、チャップリンは日本人を信用していました。生涯に4回来日し、トレードマークのステッキは日本製だそうですよ。

チャップリンも惚れ込んだ日本人の親切な国民性は、昔から受け継がれる“ある考え方”によって作られています

根底には“自利利他”の仏教精神

そもそも、「親切」とはどういう意味でしょうか?いま一度振り返ってみたいと思います。辞書には「相手の身になって、その人のために何かをすること。思いやりをもって人のためにつくすこと。また、そのさま」と載っていました。ポイントは「他人のため」にすることのようです。

仏教では、他人に親切することを、他人を利する(幸せにする)と書いて「利他」と言います。

幸せになりたければ、人に与えることだけ考えなさいと教えられます。

与えると自分の取り分が少なくなるように感じますので、一人占めしたくなる気持ちが出てきます。しかし驚くべきことに、与えると減るどころかかけ算になって増えるのです!

たとえば、りんごを3つ持っていたとします。それを2つあげたら手元には1つしか残りませんよね。けれどそれが2倍になって、4つに増えて返ってくる。それほど親切には功徳があるのだよ、とお釈迦さまは大いに親切を勧めていかれました。

このように、他人に親切して幸せにするままが自分の幸せとなって返って来ることを、仏教では「自利利他」といわれます。

仏教は自利利他の精神に基づいていますから、古くから仏教を尊んできた日本人には、自利利他の考えが自然と受け継がれているのですね。

日常生活に根付く利他の精神

実際に、自利利他の精神は日常様々な場面で見かけます。「自利利他」という言葉よりも、「利他」という言葉で目にすることが多いかと思います。

成功者には利他の精神を心がけている人が多いですが、京セラ創業者の稲盛和夫さんもその一人です。ご自身のオフィシャルサイトで「自利と利他」と題して次のように述べていました。

常に相手にも利益が得られるように考えること、利他の心思いやりの心を持って事業を行うことが必要です。

江戸時代に活躍した、日本三大商人の一つ近江(現在の滋賀県)商人も、自利利他の精神に基づいて商売をしていたので大繁盛しました。その精神とは、現代企業にも受け継がれている「三方よし」の理念です。

三方よしとは、「買い手よし、売り手よし、世間よし」ということです。買い手も自分も利益になり、また公益になることを指しています。

そういえば就職活動をしていた時に、企業理念に「利他」を掲げている会社がいくつもあり驚いたことを思い出します。

ことわざにも「情けは人のためならず」とあります。「人に情けをかけるのは、その人のためになるばかりでなく、やがてはめぐりめぐって自分に返ってくる。だから人には親切しなさい」という意味です。これも自利利他の精神を表していますね。

以上のように、自利利他の仏教精神が日本には根付いていることが伺えます。小さい頃から「人に優しくしなさい、自分のことばかり考えてはいけないよ」と親や先生、近所の人から教えられる日本は本当に素晴らしい国だと思います。日本の魅力を再確認し、その素晴らしさを子や孫、そして世界の人たちにも伝えていけるのが私たちなのですね

元気な日本を目指して、私たちチューリップ企画のスタッフも頑張りたいと思います!

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

それでは、また来週ヾ(。・v・。)

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この記事を書いたスタッフ
みやこ
「人と交流する仕事がやってみたい」「幼い頃から親しんでいた仏教を仕事にしてみたい」とチューリップ企画へ転職することになりました。今は毎日が出会いの連続で、人生勉強をしながら楽しく仕事をしています。日々のちょっとした気付きや、小さな幸せを皆さんへおすそ分けしていきたいと思っています。