おたよりから スタッフブログ

「忍耐は幸福の鍵」 我慢が美徳と言われてきた理由とは?

 
鍵

皆さん、こんにちは!

チューリップ企画スタッフのわかです。

「忍耐は幸福の鍵」

アラブに「忍耐は幸福の鍵」ということわざがあるそうです。

ナポレオンも「勝利はもっとも忍耐強き者にほほえむ」という言葉を残しているそうです。

「忍耐」というと、なんとなく日本人のイメージが強いので、外国の方も大事にしているのだなあと知って、少し意外に思いました。

以前頂いた感想で、忍耐について書かれている方がおられました。

なりたい自分になるために

自業自得という言葉が重くのしかかっています。

自分がなりたい自分になるために日々の忍耐(ガマン)が大事だと感じています

笑顔で良いタネまきを心掛けねばと思いました。

理屈(かたち)ではなく心からありがたい、生かされていると思える境地になりたいです。

(和歌山県・60代男性)

仏教では、このブログで何度か紹介している「六度万行(ろくどまんぎょう)」という6つの善いことの1つに「忍辱(にんにく)」が教えられています。

これが忍耐ということです。

日本でも、忍耐は昔から勧められてきたことですよね。

忍耐することは必ずしも善いことではない?

しかしながら、忍耐するというのは結構大変なことです

思い通りにならなくて、途中で投げ出してしまいたくなることもある。

嫌味なことを言われて、反論したくなる時もある。

どうしても譲れなくて、自分の意見を押し通したくなることもある。

我慢することが美徳と言われていた時代もありましたが、最近はそこに疑問を持つ人も増えてきたようです。

過酷な労働環境にいる人が、声をあげることができずに過労自殺をしてしまったという例も多く聞かれるからでしょう。

きっと多くの人が、忍耐するということを、言われっぱなしでも反撃しない、弱い人がすることのように思うのですね。

では、なぜ忍耐をすることを勧められているのでしょうか?

忍耐の反対語って?

その理由は、忍辱の反対語を聞けばよく分かります。

忍辱の反対は、怒りです。

お釈迦さまは、108ある煩悩の中でも特に恐ろしいものを3つ挙げて「三毒の煩悩」と言われています。

その中の1つが「瞋恚(しんい)」、怒りの心なのです。

頭に血が上ったら、私たちは何をするか分かりませんね。

怒りは無謀に始まり、後悔に終わる」と言われます。

我に返った時、むなしさだけが残ったという経験をしたことのある方もいらっしゃるかもしれません。

見境なく周りの人を傷つけ、最終的に自分も傷つけて、何もいいことがないのです

徳川幕府300年の基礎を築いたもの

徳川家康は、「忍耐は無事長久の基、怒りは敵と思え」と言ったそうです。

「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」という句が有名ですが、じっと忍耐を続けて徳川幕府300年の基礎を築いた家康の言うことなので、説得力が違います。

一瞬の怒りで、今まで頑張って築き上げてきたことを台無しにしてしまう例もたくさん聞きますよね

自分のことを振り返ってみても、怒りの心が出てきた後、少し経つと冷静になり、「なんであんなことで怒ってたんだろう?」と首をかしげることがほとんどです。

怒りはなくなるのに、相手とのわだかまりは残ってしまいますから、余計に疲れてしまうのです。

「あそこで怒りを口に出さなくてよかった」と安心するか、「あんなこと言わなければよかった」と後悔するかの分かれ目は、瞬間の怒りを耐えられるかどうか。

相手との関係をギクシャクさせないためにも、怒りを抑えて忍耐するのは大切なことなのですね

忍耐する人が持つ強さ

忍耐をするということは、相手の意見を鵜呑みにすることとは違います。

時には、はっきりと自分の意見を主張しなければいけないこともあるでしょう。

しかし、自分にどうしても叶えたい願いがあれば、忍耐は必ず必要になるのです

もしも、守りたい大事な家族がいるのなら、仕事でどんなに理不尽なことを言われても、頭を下げて忍耐するでしょう。

もしも、譲れない夢があるのなら、どんなに貧しい生活を送ることになっても、その貧しさに耐えて努力を続けるでしょう。

私たちの前には、いつも何かしらの障害が立ちふさがります。

夢を叶えようとした時、なかなか思い通りには進んでくれないもの。

それでも、途中で投げ出さず、怒りに支配されず、チャンスが来るまでじっと忍耐できる人は、それだけ思いが強いからではないでしょうか

思い通りにならないことばかりでも、大事な願いを成し遂げるために忍耐できるのは、芯の強い人であればこそだなあと思います。

忍耐は、本当に強い人である証

信念を持って、種まきを続けられる自分でありたいものですね。

それでは、また(^^)/

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この記事を書いたスタッフ
わか
チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。 学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。 そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!