暮らしの中で

「世界一貧しい大統領」が驚く日本人の姿 根底にある「自利利他」の思想

 
和傘

2017/05/26

皆さん、こんにちは!

チューリップ企画スタッフのわかです。

2017年が幕を開け、東京オリンピックまであと3年です。

最近は街中でも外国人の方をよく見かけるようになりました。

オリンピックの時には更に多くの方が日本に押し寄せることでしょう。

世界が驚く日本人の行動

先日、「日本人のことを理解するために仏教を学びたい」と、韓国の方から『とどろき』の見本を希望するメールが届きました。

日本人の思想の根底には仏教がある、とこの方は考えたのですね。

海外の方が日本人の行動で驚くポイントがいくつかあるのだそうですが、皆さんはご存知ですか?

世界一貧しい大統領」で有名なウルグアイのムヒカ前大統領は来日した際、日本人の様子を見て感じたことがあったそうです。

講演会を開催するときは運営するスタッフがきちんと段取りをして臨む。

講演会後のサイン会では、参加者の人たちもスタッフの指示に従って列に並び、自分の順番が来るのを待つことができる。

食事処に入った際、店主に「なぜあなたは休みなく頑張ることができるのですか?」と聞くと、「自分は従業員に対して責任がありますから」と答える。

日本の「当たり前」と世界の「当たり前」

ムヒカ前大統領は、この経験から、「日本人はきっちりしていて、責任感がある」と思ったのだそうです。

東日本大震災の時にも、被災した人たちが順番を守って配給の列に並んでいる姿が全世界から注目されました。

海外では、何か災害が起きたら必ず暴動が起きるのだそうです。

また、仕事にしてみても、給料を支払っていればそれで十分責任は果たしているものと考える経営者が多いとのこと。

順番を守って並ぶとか、人に対して思いやりを持つとか、日本人の私たちにとっては当たり前のことなのですが、改めて言われると本当はすごいことなのですね。

自分が大変な時に周りの人のことを気遣うというのはなかなか難しいもの

被災したり、自分が一番大変という状況にあれば、自分のことを優先するのは無理ないことのような気がします。

しかし、順番を無視して我先にと配給を取りに行ったら、すごく悪いことをしているような気がするし、

「給料を支払っているから十分責任は果たしているし、後のことは知らない」なんて言ったら、すごく冷たい人間のような感じがして落ち着かないのです。

日本人を理解するヒント

私たちがこのように感じるのは、根底に仏法思想があるからだと言われます。

仏法の根幹は「因果の道理」。簡潔に言えば「善い行いをしなさいと教えるのが仏教なのです。

その教えが、知らず知らずのうちに日本人には根付いていて、相手のことを気遣う「人情」という形で表れているのでしょうね。

そしてまた、仏法には「自利利他」の精神が説かれます。

相手の幸せを思うままが自分の幸せとなる」ということですが、先ほどの食事処の店主のエピソードなどはまさにそうだな、と知らされます。

血のつながった家族ではないけれど、自分と縁のあった人には幸せでいてほしい

この思いが、従業員に対しての責任感につながっているようです。

「人に喜んでほしい」という思い

お父さんが経営されている会社で働く女性から、以下のようなお手紙を頂いたので一部抜粋して紹介したいと思います。

この方は会社で『とどろき』を読んでおられるそうです。

せっかくプレゼントするなら『とどろき』を

(父は)自分の気に入った雑誌を友人知人にプレゼントする癖があり、事実かもしれませんが他国を批判するような内容ばかりでうんざりしておりました。

私自身多少仏教の心得があり、同じように人様に読んでいただくならば、心が洗われるような、人の心を明るくするような本はないだろうかとインターネットで検索し、探していた時に『とどろき』を知りました。

(中略)

以前から定期購読していた他の雑誌は止めずに届いており、またそれを手当たり次第プレゼントするかもと思うと、やはり『とどろき』をプレゼントしてほしいと思いました

正直申しまして、私自身が仕事の合間に『とどろき』を一冊まるまるじっくりと目を通すことは難しいです。

ただ、パラパラと仕事の合間に目に付くところを読んで襟を正したり感動したり、確実に心の糧となっております

(岡山県・40代女性)

この方が『とどろき』を購読されたのも、ひとえに相手に喜んでもらいたいと思うからこそだと思います。

この「相手に喜んでもらいたい」という思いこそ、仏教で説かれる「自利利他」の精神です。

相手のことを思いやる大切さを子供のころから教えられ、それを当然のこととして行動に移せるベースがあるのが日本という国。

日本人として生まれ、そのような思想の中で暮らしていけることの幸せをしみじみと感じます。

これから先、海外の方と接することがあった時、「日本人って違うなあ!」といい意味で思っていただけるように、「自利利他」を心がけていきたいものです。

それでは、また(^^)/

-暮らしの中で

この記事を書いたスタッフ
わか
チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。 学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。 そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!