周囲へ向ける誠実さを自分にも向けていますか? 自信を持つために必要な積み重ね

2020/01/16
こんにちは!
チューリップ企画スタッフのわかです。
浅田選手と宮里選手に共通すること
フィギュアスケートの浅田真央選手に続き、ゴルフの宮里藍選手も引退を発表しました。活躍するようになった当時から見ていた2人だったので、なんだか寂しく思います。
ファンやマスコミへの対応が誠実だと評判の彼女たち。
引退会見での受け答えも、人柄のよく表れているものでした。
だからこそ、いろいろな人に好かれ、注目されていたのでしょうね。
浅田選手と宮里選手にはもう1つ共通点があります。
それは、「意志を貫く」ということです。
浅田選手は引退会見の中で、自分の言ったことはやり遂げるのがポリシーだと話していました。
また、宮里選手は「意志あるところに道はある」という言葉を座右の銘に掲げているそうです。
この「意志あるところに道はある」は、アメリカの第16代目大統領エイブラハム・リンカーンの言葉だそうです。
リンカーンは、奴隷解放という目標を掲げ、多くの挫折を繰り返しながらもその意志を貫きました。今なお、アメリカ歴代大統領の中でも人気のある大統領の1人として名前が挙がる人です。
言ったことをやり遂げる「持戒」のススメ
仏教では、善い行いとして勧められていることの1つに「持戒(じかい)」があります。「言行一致」ということで、約束を守ることです。
約束を守ることは、相手との信頼を築くのに欠かせません。
きちんと約束を守ってくれる相手は誠実な人だと感じますが、約束を1回でも破られると、それだけで信用できなくなります。
ビジネスでも、約束を守ることは最低限のマナーですよね。
大事な人であればあるほど、最優先で対応し、簡単に約束を破ることはできません。
一番近い人との約束、守っていますか?
本来なら、どんな相手であっても、一度交わした約束は守らねばならないものです。しかし、私たちは、相手に優劣をつけて、家族や友人などの身近な相手ほどおろそかにしてしまいがちです。
自分に近い相手なら許してもらえるだろうと思うからでしょう。
そして、家族や友人より、もっと近いのが自分自身です。
だから、家族や友人よりも更にいい加減にしてしまうのが自分との決め事ではないでしょうか。
自分で決めたことであれば、破っても誰にも分からないし、誰にも迷惑がかからないという思いから、途中で曲げてしまうことも多いのではないでしょうか。
では、自分で決めたことを途中でやめてしまうのは、一体何が問題なのでしょう?
他人との約束を破った時、相手からの信頼を失うように、自分との約束を破った時には自分からの信頼を失います。
自分からの信頼とは、すなわち自信です。
自信がない人は、自分との信頼関係が築けていないということなのです。
決め事を途中で投げ出してしまうことが続けば、自分の中に「できない自分」がインプットされてしまいます。
「決めたって、どうせできないんでしょ?」という声が聞こえてきそうです。
そうしてどんどん自信を失っていくのです。
自信をつけるために必要なたった一つのこと
自信をつけるためには、「できる自分」であることをしっかり印象付けなければいけないことが分かります。それには決めたことを必ずやり遂げるという意志が大事なのですね。
毎朝6時に起きよう。
毎日5回は「ありがとう」と口にしよう。
週に1回は家事を手伝おう。
ちょっとしたことでも、積み重ねていくことで大きな自信につながっていくはずです。
浅田選手や宮里選手のように、一度やると決めたら最後までやり遂げる人は、自分との約束をきちんと守れる人です。
だからこそ、大きな自信を持って大舞台で活躍してこれたのでしょう。
大きな目標を持って、自分の意志を貫くためには、大変な努力があったことと思います。
そんな中でも笑顔を絶やさず、言行一致していた彼女たちは本当に素晴らしい人たちなんですね。
自分に対しても、周囲に対しても誠実であること。
浅田選手や宮里選手の姿勢から、意志を貫くことの大切さ、カッコよさを教えてもらいました。
これからの活躍を期待しつつ、胸を張れる自分であるように、自分自身もまた、日々の積み重ねを頑張っていきたいと思います!
それでは、また(^^)/
こちらの記事では持戒について解説しています。
子供でも知っているけれど、大人でもできない? 約束を守る時に大事な考え方とは -スタッフブログ, 暮らしの中で
この記事を書いたスタッフ

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。
静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。
日常の様々な出来事を物語化することが好きです。
学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。
そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。
今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!