悩みを一人で抱え込んでいませんか?相談相手をえらぶ3つのポイント
2020/01/16
こんにちは!チューリップ企画スタッフのみやこです。
冬の寒さも相まって人恋しくなるのか、「この季節は一人でいるのが寂しいなぁ~」と感じている方もいらっしゃるようですね。私も忘年会や女子会をして、親しい人と一緒に過ごす時間を大事にしています(^^)
気持ちを受け止めてくれる嬉しさ
気楽なのは1人でいる時ですが、誰かと一緒に過ごしたいと思うのはどうしてでしょう?それは自分の気持ちを受け止めてほしいからでしょう。今月号の『とどろき』にも、次のように書かれていました。
誰もが、友、家族、恋人、伴侶……身近な相手と絆を強め、互いの琴線に触れたいと願っている。そして一瞬でも心がつながったと感じると、心が潤い、温かくなるのです。
自分を認め、受け入れ、味方でいてくれる人を「知己」といいますが、そんな相手や心安らぐ場所が、よりよく生きるには大切です。(『とどろき』平成28年12月号)
自分の気持ちを分かってもらいたいと誰しも願っています。
とくに、悩みや辛いこと、愚痴や不満が溜まったときに、丁寧に聞いてくれ気持ちを受け止めてもらえると心がスーッと軽くなります。
一人で抱え込んでいませんか?
誰でも、悩みは持っているもの。でも、なかなか相談できずに、悩み事で頭がいっぱいになり、余計に心がずんずんと重くなっていくという人もあるのではないでしょうか。
きっとそういう方は気遣いのできる優しい繊細な方なのだと思います。
相談することで、相手の時間をもらうことになりますし、相談を受けた相手にも同じ負の感情を伝えてしまうのではないだろうか、皆が頑張っているなか後ろ向きな発言をして全体の士気を下げても良いのだろうか……など、色々と心配し、口に出せずにいるのかもしれません。
その結果、悩み事でも悩み、相談できないことでも悩んでしまい、心は疲弊していってしまいます。
だから、相談する、もっといえば自分の思いを吐き出すことは大事なことです。
相談相手をえらぶ3つのポイント
そんな時に相談相手にふさわしい人の判断基準として私は3つあると思います。1.否定せず、会話を横取りせずに聞いてくれる人
2.自分よりも経験豊富な人
3.行動の選択権は自分に与えてくれ、背中を押してくれる人
1.否定せず、会話を横取りせずに聞いてくれる人
私たちが人に話しを聞いてもらいたいときは、自分の中の悩みや不安に自分自身が押しつぶされ、整理がついていない状態です。そんな時に否定されると余計に辛くなりますよね。
そして、自分が話しをしたいのに、相手が会話を横取りして結局相手の話ばかりを聞く羽目になっても、消化不良でスッキリしません。
まずは、否定せず自分の話しをじっくり聞いてもらえると、重荷を下ろせたようにスッキリして気持ちが落ち着きます。
そして話すうちに思考が整理され、客観的に物事を見られるようになっていきます。
2.自分よりも経験豊富な人
また、自分よりも経験豊富な人は、何かしらの解決策やヒントを持っている場合が多いです。そのため課題への取り組み方が見えてきて、今までは手の施しようがないと諦めていたことも、急に解決できそうに思えてきて取り組む意欲が湧いてきます。
3.行動の選択権は自分に与えてくれ、背中を押してくれる人
相談したときに望みもしないのに「こうすべき」と答えを押しつけられる場合もあると思います。それが納得いくものだったら素直に従えますが、腑に落ちなければ余計にストレスになってしまいます。だから、どう行動するかの選択権は自分に与えてくれ、背中を押してくれる人はありがたい存在です。
相談する際にはこの3つのポイントを参考にすると、今までと違った景色が見えてくるかもしれませんね。
人生に悩みはつきものですが、乗り越えていくことで自分の財産となります。悩みと上手く付き合えるように私も日々工夫していきたいです(^^)v
相談できる人というのは、私にとって縁のある人なのかもしれません。
こちらの記事では、私と身近な人とのつながりについて考えています。
街中ですれ違う人との違いとは? 身近な人と私を繋ぐ「多生の縁」
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それでは、また来週ヾ(。・v・。) -スタッフブログ, 暮らしの中で
この記事を書いたスタッフ
チューリップ企画スタッフのみやこです。主に電話でのお客様サポートや『朗読版とどろき』の吹き込みを行っています。
信仰心の篤い浄土真宗の家に生まれたので、3歳の時にはすでにお仏壇の前で「正信偈」をあげており、小学1年生の時には諳(そら)んじるまでになり得意顔で親に披露していたものです。平成生まれにしては、ちょっと珍しい特技だったかも?(笑)
兄と弟に挟まれおてんばに遊んでいた私も、思春期になりある悩みが頭をもたげます。それは「私とは何者か?」「死が恐ろしい」…なかなかディープですよね。クラスメイトには悩みに共感してもらえなさそうで、周りより少しクールな中高生だったように思います。
その頃から「仏教に答えがあるのでは?」と仏教書を読んだりするように。なんやかんやあって、今では仏教月刊誌を出版する会社に就職!ブログでは「なんやかんや」で知らされた仏教の深さをお届けしたいと思います。よろしくお願いいたします。