偉業を達成する人の視点 カメがゴールできた理由とは
2020/01/16
こんにちは!
チューリップ企画コールスタッフのわかです。
2018年度の大河ドラマの主人公は西郷隆盛だそうですね。
西郷さんの像などを見ると非常に豪快な人だという印象を受けますが、実際の西郷さんも人の評価に流されない、とても度胸のある人だったようです。
未来を見据えるがゆえに
歴史上偉業を成し遂げたような人たちは皆一様に「我が道をゆく」人であったと見えて、西郷さんと同時代に生きた坂本竜馬は、かつてこのように言ったそうです。世の人は我を何とも言わば言え 我が為すことは我のみぞ知る
人と少し違うことをすると、それだけで奇異な目で見られるのが世の中です。
しかし、そういう周りの目や声をいちいち気にしていたら、できることもできなくなってしまいます。
大きな目標に向かう人は、遠大な未来を見据えればこそ、誰から何を言われようと心が揺らぐことがないのですね。
大阪府の読者の方は次のようなお手紙をくださいました。
陰口も気にならない!
生きていたら怒ることも色々ありますが、怒りを抑える事は難しいです。
でも『とどろき』ではそのヒントがあり、未来を見据え目的を持って生きる事の大切さを学びました。
先月末で退職し、その後の事が不安でしたが、辞める前から色々の人にアドバイスを受け、目標が出来、不安もなくなり、再就職に向け、準備を進めています。
親鸞聖人の教えを聞くことで「生きる目的」が分かり、何があっても先に進めるようになりました。
またそんな私を陰で悪く言う人もいますが、自分に目的があれば、そんなことも気にしなくなり、落ち着いていられることに気が付きました。
(大阪府・50代女性)
明るい気持ちで前に進もうとされている心が伝わってきます(*^_^*)
目的さえ定まれば、自分のことを悪く言われようと、何も気にならない。
まっすぐ目的に向かって進まれているからこそ、そのように考えることができるのですね。とても素敵だと思います!
頑張る力を与えてくれるものとは
元気に生きていく力の源とは、「生きる目的」を知るかどうかです。このために生きるという理由が分かれば、どんなに苦しいことがあっても乗り越えていく力が湧いてくるのです。
私たちの人生には様々な壁が立ちはだかります。
乗り越えるのが簡単な壁なら、何も考えず登れるかもしれませんが、大きな壁であればそう簡単にはいきません。
「何のために登るのか」このことがはっきりしなければ、頑張る力も出てこないものです。
「目的」というものは後ろにはなく、常に前にあるもの。
目的を持って進む人はいつだって未来を見据え前向きに物事を考えることができる人です。
それはひとえに進む方向が決まっているからです。
ウサギとカメの決定的な違い
「ウサギとカメ」の童話を聞かれたことのある方も多いと思います。ウサギは能力があるゆえに自分の力を過信して怠けてしまった。
一方、カメは自分の能力が劣っていることを知っていたからこそ、コツコツと堅実に歩みを進めていった。
そこに両者の明暗を分ける要素があった、と教えられます。
しかし、両者にはもう一つ決定的に異なる要素があったと聞いたことがあります。
ウサギはカメを見ていたのに対し、カメはまっすぐゴールだけを見ていた、ということです。
カメは最初から、ウサギを相手にしていなかった。言ってみれば、自分との戦いをしていたのです。
明るい未来へ進むための視点
私たちは何かをするとき、人を相手にしていることが多いです。どうやったら人から認められるだろうか、どうしたら人より上に立てるだろうか。そういうことを考えながら日々を暮しています。
だから人が見ていない時には手を抜いてしまうし、何か苦しいことがあると途中で挫折してしまったりします。
しかし、本当に見るべきは人ではなく、自分の行く先ではないでしょうか。
「人と比べて自分はなんてだめな人間なんだろう」
「あの人からあんなことを言われた」
私たちはどうしたって、人の言動で一喜一憂してしまうのですが、本当に進むべき先がわかったなら、人がどうだろうと、人から何を言われようと関係ないのです。
周りの目を気にするよりも、もっと先の大きな目的に視点を向けてみると、もっと多くのものが見えてくるのではないでしょうか。
ゴールを見据え、たゆまぬ歩みを続けたカメのように、目的に向かって明るい未来へ進んでいきたいものです。
それでは、また(^^)/ -おたよりから
この記事を書いたスタッフ
チューリップ企画コールセンターのわかと申します。
静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。
日常の様々な出来事を物語化することが好きです。
学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。
そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。
今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!