生まれつきの性格とあきらめていませんか?運命の仕組みを知ってなりたい自分を手に入れる視点

2020/01/16
チューリップ企画スタッフのみやこです。
この春から新社会人になった方や、新学期が始まった学生さんもいることでしょう。期待に胸を膨らませる一方、新しい環境にうまくなじめるか不安に思う気持ちも出てきます。
社交的で輪の中心になる人もいれば、人見知りでなかなか溶け込めない人もいますが、そんな時「持って生まれた性格で、人生が大きく変わるんだなぁ」と感じます。
生まれつきの性格と運命論
そういえば「性格は持って生まれたものだから一生変わらない」という人がいます。そんな人が使う言葉が「○○な性格だから、何をやってもいつも××な結果になる」というもの。苦手を克服せずにあきらめてしまうのでしょう。(私もそういう気持ちが出てきます(^_^;))
こういう考え方は、一切の運命は生まれた時にあらかじめ決定されており,人間の意志や選択は無力であるとします。
もしも運命論が成り立つならば、幸せな運命が決定している人はどんなに悪いことをしても恵まれるし、不幸な運命と定まった人はいかに努力しても報われないことになってしまいます。
これでは前向きに生きる意欲は出てきませんよね。
性格ってなに?
そもそも、「性格」とは一体何なのでしょうか。私の性格に対する概念を変えてくれた本から見ていきます。
ミスを繰り返してしまうと、「私は、慌て者だ」「おっちょこちょいな性格だ」と自分で思い込んでしまいます。自分のとっている行動に対して抱いたイメージを、性格と呼んでいるのです。
逆に一つ一つ物事を確認し、落ち着いて行動することを心掛けると、自分へのイメージが変わってきます。
(『幸せのタネをまくと、幸せの花が咲く2』)
性格は「行動に対して抱くイメージ」を指しているのですね。ならば、行動を変えていけば自分へのイメージも変わっていくことになります。何だか希望が見えてきました☆ミ
運命は何によって作られる?
テレビを見ていると国内外さまざまな人がいて、「一口に運命といっても千差万別なのだな」と不思議な気持ちになります。未来の自分はどうなるのか、誰もが気にすると思います。
果たして私たちの運命は何によって作られるのでしょうか。
考えが変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば性格が変わる
性格が変われば人格が変わる
人格が変われば人生が変わる
人生(運命)を生み出すものは心であると言っています。そして、心は変えられるものであり、心が変われば行動も変わることを示しています。
これは仏教とも通じています。私たちの行いには体・口・心の3通りあり、体や口を動かす大元は心であると言われます。体ですることも、口で言うことも、心が思ったからなのですね。
心を変えれば、行動も変化します。行動を変える努力を続けていけば、少しずつ自己イメージが変わっていくでしょう。
同じことを俳優の唐沢寿明さんがインタビュー名の中で答えていました。
自分を変えることじゃないかな。
芸能界にもよくいるんだけど、人見知りで挨拶ができない人はダメだよね。そんな人のところには人は集まってこないから、いずれ孤立してしまう。
だから芝居のつもりで思い切って“人見知りじゃない自分を1日演じてみよう”とか、自分が苦手なことを1日だけでもやってみるとすごく状況や周りが変わると思うよ。
(引用:https://mens.oricon.co.jp/feature/82/3/)
「芝居のつもりで1日だけやってみる」これなら出来そうな気がしてきますね♪
運命は心がけ次第で変えていける
運命は性格が作るのではなく、その日その日の心がけ次第。運命を切り開くには、まず心がけを良くすることが大事。そして、行動を変え、続ける努力をしていけば、人生は必ず好転すると仏教では教えられています。私も「性格」のせいにしてアキラメルのではなく、まずは心の良い種まきに努めたいと思います(^^)
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それでは、また次回ヾ(。・v・。)
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この記事を書いたスタッフ

チューリップ企画スタッフのみやこです。主に電話でのお客様サポートや『朗読版とどろき』の吹き込みを行っています。
信仰心の篤い浄土真宗の家に生まれたので、3歳の時にはすでにお仏壇の前で「正信偈」をあげており、小学1年生の時には諳(そら)んじるまでになり得意顔で親に披露していたものです。平成生まれにしては、ちょっと珍しい特技だったかも?(笑)
兄と弟に挟まれおてんばに遊んでいた私も、思春期になりある悩みが頭をもたげます。それは「私とは何者か?」「死が恐ろしい」…なかなかディープですよね。クラスメイトには悩みに共感してもらえなさそうで、周りより少しクールな中高生だったように思います。
その頃から「仏教に答えがあるのでは?」と仏教書を読んだりするように。なんやかんやあって、今では仏教月刊誌を出版する会社に就職!ブログでは「なんやかんや」で知らされた仏教の深さをお届けしたいと思います。よろしくお願いいたします。