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仏教を学ぶと会話が弾む? 「物を言え」と教えられる理由とは

 
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2018/01/16

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

チューリップ企画スタッフのわかです。

年末年始の休みが明けたと思ったら、また三連休があり、全然働いたという感じもないまま半月が過ぎてしまいました。

早く元の感覚を取り戻さないといけませんね。

コミュニケーションが苦手になった現代人

今回、年末年始の休みで旅行に行かれたという方も多いかもしれません。

旅行に行くときは、交通や宿泊などの予約が必要です。

方法としては、電話という手もありますが、今はインターネットでの予約が主流になっていますね。

インターネットでの予約が主流になった背景には、コミュニケーションの苦手な人が増加したことがあるのだそうです

インターネットだと顔を合わせず、話もしなくて済むので、そういう人にとっては予約がしやすいのですね。

人と会話していますか?

そういえば、ガソリンスタンドもセルフのところが増え、スーパーにはセルフレジが導入されたりしています。

人件費が削減できるので、企業としても取り入れるメリットがあるのでしょう。

知人が年末年始に一人旅をしたそうですが、気づいたら4日間ぐらい誰とも会話していなかったと話していました。

いろいろな予約はネットでできてしまうし、分からないことがあれば、わざわざ人に聞かなくてもスマートフォンで調べられる。

電車に乗る時も乗車券は券売機で買えるし、飲み物がほしければ自動販売機で手に入る。

人に頼らず、ほとんどのことを自分で解決できる仕組みができあがりつつある世の中。

だから、人とまったく会話しないまま1日を終えることに違和感を持たない人も多くなっているのかもしれません

会話を億劫に感じるのはなぜ?

確かに、他人と会話するのが億劫に感じることもあります。

言葉遣いや、話題など、会話をする時にはいろいろと気を遣わなければいけないからです。

また、人を前にすると、心が見えない分、いろいろと想像して気疲れしてしまうこともあります。

何か気に障ることを言ってしまったんじゃないだろうか。

こんな話をして、変な人だと思われていないだろうか。

ほとんどの場合は杞憂なのですが、やっぱり気にせずにはいられないのです。

だからこそ、他人との会話を最低限にとどめたいと思うのですね。

しかし、人生において、まったく人とかかわらずに生きていくことはできません。

そして、人とかかわりを持つとき、自然と会話が必要になります。

どちらにしても会話が必要なのであれば、前向きに交流を図ってみた方が、分かることも多いのではないでしょうか

「物を言え」と教えられた蓮如上人

浄土真宗の蓮如上人は、仏教を学ぶ上でも、会話が大切であることを教えられています。

蓮如上人仰せられ候、

「物を言え物を言え」と仰せられ候。

「物をいわぬ者は恐ろしき」と仰せられ候。

「信・不信ともにただ物を言え」と仰せられ候。

「物を申せば心底も聞え、また人にも直さるるなり。ただ物を申せ」と仰せられ候。

(御一代記聞書)

また、お経にも次のように説かれています。

仏、一音をもって説法を演説したまうに、衆生、類に従って解を異にする

同じ人から、同じ話を聞いても、受け取り方は人それぞれ異なります

正しく理解できていればいいのですが、あまりに深い内容で、正しく受け止めきれないこともあります。

しかし、自分一人ではそのことに気づきません。

誤って理解しているのに気付かなければ、死ぬまで誤解したままです。

また、自分自身は分かったつもりでいても、実際、人に説明しようとすると、うまくできず、分かっていないことが知らされることもあります。

他人の話を聞いてみると、自分では見えなかった新たな視点をもらうこともできるでしょう。

それらのことは、人と語り合ってみて初めて分かることなのです

だからこそ蓮如上人は、仏教を聴聞した後に、自分が特に心に残ったところや、理解したことなどを皆で語り合いなさいよと勧められました

そのようにしていくことで、仏教の理解もより深まっていくことと思います。

会話の内容に悩んだときは

人との会話で悩むことの一つに、「どういう話題を出したらいいか分からない」ということがあります。

特に、年代が異なると、関心のある内容も違うので、話題が合わないという問題が生じます。

どちらかが話題を合わせないと会話が続かなくなってしまうんですよね。

その点、仏教を学んでいる人同士であれば、年代に関係なく、仏教を学んで理解したことを語り合うことができます

年齢、性別、出身、価値観も関係なく、すべての人に共通する姿を教えられている仏教なればこそ、皆で一緒に学んでいくことができるのではないでしょうか。

他人との会話を楽しむ、前向きな一歩を踏み出すきっかけとなるかもしれません。

コミュニケーションを恐れず、周りの人と良い関係を築いていきたいですね。

それでは、また(^^)/

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この記事を書いたスタッフ
わか
チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。 学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。 そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!